独学でも自動車整備士を目指せる? 専門学校を選ぶなら奨学金という選択肢もあるぞ!【PR】

「自動車整備士になりたいけれど、学費が心配…」。そんな悩みを抱える人に向けて、独学や職業訓練校、奨学金制度など、金銭面の不安を乗り越えるための現実的な選択肢をご紹介します。夢を諦めず、自分に合った道を見つけましょう。

【この記事のポイント】
・奨学金制度や支援制度の活用で、進学のハードルを下げられる
・独学での資格取得も可能!実務経験を生かしたルート
・職業訓練校なら学費を抑えて整備技術を学べる
・過去問と公式教材で効率的に独学できる
・諦めない心が一番の武器。選択肢を広げて自分に合った道を選ぼう

目次

自動車整備士になりたい! でも、金銭面が不安…

進学はしたいけど、金銭面が心配。諦めなくちゃダメ?

「自動車整備士になるために学校に行きたいけど、ウチにそんな余裕はないし…」「将来のために技術を身につけたいけど、学校はお金がかかる。親に迷惑はかけたくない」

経済的な不安は進路を考える上で大きな壁。奨学金制度は進学を諦めないための重要な選択肢だ。まずは情報収集から始めて、将来への可能性を広げよう

 近年、進学に関する悩みとして金銭面に関する不安を筆者(香田真一)はよく耳にします。奨学金制度など学生の支援を行う日本学生支援機構(JASSO)の調査によると、奨学金を受けている学生の割合は昼間部の大学で55.0%、昼間部の短期大学で61.5%と、約2人に1人が奨学金制度を利用しているという結果が出ました(引用:令和4(2022)年度学生生活調査結果)。

 進路や将来のことを考えた時に、必ず出てくるのは経済的な悩みです。

独学? 学校? 自動車整備士になるための選択肢は2つ

 自動車整備士を目指す際の選択肢は「働きながら独学で学ぶ」「専門学校などの養成施設に通う」という2つです。

 専門学校などの養成施設で学ぶことのメリットは前回「最短で自動車整備士を目指すなら専門学校! 具体的なメリットとは?」でも説明しましたが、学校に通うにはまとまった費用が必要であり、それこそが学校に通うことのデメリットでもあります。

学校は効率的だが費用がネック。一方で独学は費用を抑えられるが時間と根気が必要。自身の状況や目標に合わせて、どちらの道が最適か慎重に検討することが重要だ

 自動車整備士を目指す学生の中でも「学校に通うのはメリットが多いのはわかるけど、金銭面が…」と悩む声は少なくありません。

 実は自動車整備士は、働きながら独学で資格を取得することも可能です。ただしこの方法は、学校に通うよりも資格取得に時間がかかることと、仕事と勉強の両立をしなければならないというデメリットもあります。

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独学でも資格取得は可能! ただし、こんな注意点も

独学でも自動車整備士になれる! 注意するべき点は?

 独学で自動車整備士の資格取得を目指す場合は、働きながら勉強をすることになります。

 自動車整備士は1級、2級、3級、特殊整備士にわかれており、級によってはできる作業が制限されてしまいます。

 無資格からだとまずは3級の合格を目指す必要があり、3級の受験資格は、実務経験1年以上が条件です(自動車整備系、機械系の学校を卒業していない場合)。

独学で整備士を目指すなら、実務経験の積み方が重要。未経験者は認定工場での整備業務が必須で、経験として認められる作業内容の確認と記録が不可欠。計画的に進めよう

 未経験の場合、地方運輸局長から認証を受けている整備工場や特定給油所、ロードサービスを行う工場などで整備に関する業務に1年以上就く必要があります。

 例えばガソリンスタンドでも実務経験として認められますが、タイヤ交換やオイル交換などの整備に関する業務でなければなりません。給油業務や清掃などでは実務経験に含まれない可能性が高いです。

 整備士資格取得を目指す場合は、勤務先が認定された工場であるか、業務は実務経験に含まれるのかといった点をあらかじめ確認することが大切です。そして、業務記録をきちんとつけることも忘れてはいけません。

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専門学校に通う以外で勉強する方法はある?

 専門学校に通う・働きながら独学で資格を取得する以外の方法では、職業訓練校で学ぶという方法もあります。

 条件として「高校卒業またはこれと同等以上のおおむね30歳以下」です。

専門学校以外に職業訓練校という選択肢も。学費は抑えられるが年齢制限や倍率に注意が必要で、通信講座は実務経験を満たせないため、資格取得には不向き。自身の状況に合った方法を見極めよう

 専門学校との違いですが、専門学校は文部科学省の管轄であり、高等教育機関に位置付けられているために学歴として扱われるのに対して、職業訓練校は厚生労働省の管轄となり、職を得るために知識や技能を身につける場であるために職歴として扱われます。

 職業訓練校は年間で授業料が約12万円(教科書代などは別)と、専門学校に比べて費用を大幅に抑えられることも違いの1つです。

 ただし職業訓練校の自動車整備工学科(他の名称の場合も)は、例えば多摩職業能力開発センター八王子校の場合、2022年度の入校倍率が1.26倍と必ず入校できるわけではない点、アルバイトなどの制限がある場合がある点に注意が必要です。

 また、自動車整備士の通信講座などの広告をインターネット上で見かけることもありますが、通信講座だけでは受験条件である実務経験を満たせないので、講座を修了しても資格や受験資格は得られません。 

独学で資格取得するコツとおすすめの方法

 独学で資格取得を目指す際、大変なのは勉強の計画を立てる点と仕事と勉強の両立ではないでしょうか。

 どんな勉強でも大切なのは日々の積み重ねです。現在、自動車整備士として活躍している先輩たちからは、勉強法として「過去問題をひたすら解く」という声が多く聞かれました。

独学合格の鍵は計画的な学習と継続。過去問を軸に教科書で知識を補強する反復学習が効果的だ。自動車整備振興会の教科書入手と過去問題の活用から始めてみよう

 試験問題は自動車整備振興会から出ている教科書から出題されるので、それらを読んで過去問題を解く、間違えたところやあいまいな部分を教科書で確認して復習し、再度過去問題を解くという方法で勉強をするケースが多いようです。

「どこから手をつけよう?」と思っている人は、まず自動車整備振興会で教科書を入手するところから始めましょう。過去問題は同振興会サイトの資格試験関連のページに掲載されていますが、試験対策用のアプリなどでも確認が可能です。

 また自動車整備振興会が開催している自動車整備技術講習は、学科試験対策にもなる上に、修了すると実技試験が2年間免除されるので受講をおすすめします。

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夢を諦めない! こんな方法も選択肢に入れてみよう

奨学金を利用するという選択肢

 自動車整備士を目指すには働きながら独学で学ぶ方法と、学校に通う方法の2通りがあると冒頭でご紹介しました。

 経済面に不安があると「学校に通うのは無理かな…」と早々に選択肢を絞ってしまうことがあるかもしれません。ですが、日産自動車大学校などの専門学校には学費サポート制度や奨学金制度が用意されているケースもあります。

経済的な不安で進学を諦める前に、学費サポートや奨学金制度を検討しよう。国の修学支援制度や企業独自の支援、教育ローンなど、さまざまな選択肢がある。まずは情報収集から始め、将来への道を開こう

 文部科学省が2020年4月から実施している「高等教育の修学支援新制度」や、企業が学費を肩代わりしてくれる企業独自の支援制度、学校独自の学費サポート制度を利用することも可能です。

 他に教育ローンなども利用できるので、諦めずにまずは情報を収集してあらゆる選択肢を考えてみるのも良いかもしれません。

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