“デジタルミラー”って最近よく聞くけど実際どうなの? カロッツェリアのデジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」で実走行レビューした結果【PR】

自動車メーカーの純正でも採用されるケースが増えた「デジタルミラー」ですが、後付けできることを知っていますか? 今回は3倍という幅広いズーム調整が特長のひとつであるカロッツェリアのデジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」を装着したハイエースに乗り、実際に体感した様子をお伝えします。

純正採用も増えた「デジタルインナーミラー」は後付けできるってホント?

 近年、自動車メーカー純正での採用やメーカーオプションとして用意されることも多い「デジタルミラー」は、従来、一般的な鏡を用いていた後方確認用のルームミラー(インナーミラー)をモニターに置き換えて、後方に設置したカメラの映像を映し出すというものです。

今回試したカロッツェリアのデジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」

 カメラで撮影した高画質映像でクリアに後方を確認できるのはもちろん、ルームミラーがモニターとなることで車内が先進的な印象となり、“最新のクルマ”という雰囲気をプラスしてくれるのもまた魅力と言えます。

 ただそんな先進的なアイテムであるだけに、今乗っている愛車に後付けするのは難しいと思っている人もいるかもしれません。しかし、あの「サイバーナビ」や「楽ナビ」で知られるカロッツェリアから、多くの車種に後付け装着が可能なデジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」がリリースされているのです!

デジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」を装着したハイエースの車内。発売開始から20年以上が経過した200系ハイエースだが、デジタルミラーになることで車内が先進的な印象に

 しかも、デジタルミラー型“ドライブレコーダー”という名の通り、自動車メーカー純正やメーカーオプションとして用意されているデジタルミラーの多くには備わっていない“ドライブレコーダー機能”も持ち合わせています。その結果、同方向に複数のカメラを装着する必要がなく、煩雑な配線もスッキリと取り付けられ、スマートに愛車をアップデートできるのも注目のポイントです。

 とはいえ、デジタルミラーは通常の鏡タイプのアナログミラーと比較して見え方に違和感があったり、距離感がつかみにくいという声があったりもします。

 そこで今回は、デジタルミラーを装着した車両の保有経験がない筆者(小鮒康一)が、実際に使用してみてどうだったのか、お伝えいたしましょう。

「VREC-MS700D」とはどんなデジタルミラー型ドライブレコーダーなの?

 その前に、今回実際に使用する「VREC-MS700D」についてチェックしてみましょう。このデジタルミラー型ドライブレコーダーは、メインとなるデジタルミラー本体と、前後の別体カメラというシンプルな構成で、車種や年式を問わずに装着できるのがポイントです。

「VREC-MS700D」は、幅広い車種に適合するよう、純正ミラーにかぶせて付属のバンドで固定する方式を採用している

 またフロントカメラの内部にGPSアンテナを内蔵することで、ダッシュボード上に別途GPSアンテナを設置する必要もないため、配線が最小限で済みます。さらに、配線の接続コネクタをL型かつ、本体の配線差し込み部を内側にオフセットすることで配線の露出を低減し、まるで純正かのようにスッキリと取り付けられるのが特長。後付け感がないのも、うれしいところです。

「VREC-MS700D」のフロントカメラ(左)とリアカメラ(右)。カロッツェリアブランドらしい、スマートかつスタイリッシュな見た目だ

 デジタルミラー本体も黒を基調としたスタイリッシュな仕上がりで、物理ボタンを最小限に抑えたフルフラットモニターを採用し、タッチパネルも兼ねたミラー画面で直感的に操作ができます。

 装着はバンド式でさまざまな形状の純正ルームミラーに対応し、電源はシガーソケットからの給電なのでDIYで取り付けることも十分できますし、オプションでユニットを追加すれば駐車監視録画にも対応しています。

「VREC-MS700D」の物理ボタンは、本体下部にある画面OFFボタンのみ。画面OFFボタンを押すことで、通常のアナログミラーとしても使用可能となっている

 それではここからは、実車に装着したデジタルミラーを使用してみたいと思います。

実際にハイエースに装着してみて体感!! その高精細な映像に驚いた!

 今回デジタルミラー型ドライブレコーダーを装着したのは、仕事にレジャーに高い人気を誇る200系ハイエース。ボンネットがない分、外からルームミラーの存在感が目立つ車種ですが、黒基調の「VREC-MS700D」は後付け感のないスマートな装いです。

今回デジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」を装着した、カロッツェリアデモカーの200系ハイエース

 肝心なデジタルミラーの映像ですが、前後とも一般的なフルHDカメラの約2倍の解像度を持つ370万画素カメラを採用し、ディスプレイ部には11V型高輝度IPS液晶を採用したことで、かなり高精細な表示となっています。

実際に「VREC-MS700D」で後方を表示した映像。高精細かつクリアで、ワイドな後方視界が広がる(画像はズーム倍率2.5倍)

 通常のミラーの場合は、当然ながら周りが暗い状態ではミラーに映るものも暗くなってしまいますが、デジタルミラーの場合はカメラの映像をディスプレイに出力しているため、肉眼よりも明るく見えるというのも、ありがたいところです。天気の悪いときや夜間、トンネル内などで活躍してくれるでしょう。

「VREC-MS700D」の場合、カメラにSTARVIS 2(TM)技術搭載ソニー製CMOSセンサーを採用し、少ない光量でも夜間の撮影が可能な「ナイトサイト」に対応していることにより、周囲の環境に大きく左右されずに鮮明な映像を届けてくれるのは安全性に大きく寄与するポイントと言えます。

 これらは、実際に使用してみないとわからなかったデジタルミラーのメリットです。

デジタルミラーを装着した車両の保有経験のない筆者(小鮒康一)だが、画角や照度の調整はタッチパネルで直感的に操作できた

 また、デジタルミラーということで、ディスプレイ部には後部の映像のほか、時刻や日付、GPSが取得した速度などの情報も表示されます。大きく視線を動かすことなくおおよその情報を見ることができるのも、デジタルミラーならではの機能となっています。

 次のページではハイエースに乗り、実際に試走した様子をお届けします。

【画像】カロッツェリアの「デジタルミラー型ドライブレコーダー」を体感した様子をもっと見る(43枚)

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