スバル「新型SUV」乗ってみてどう!? “視界良好”&全長4.6m級で「ちょうどイイサイズ」! 新型「フォレスター」を実際「使い倒してみた」印象とは
2025年4月17日、スバルは6代目「フォレスター」を発表しました。視界や室内の使い勝手といった新型SUVを「実際に使ってみた印象」について、カーライフジャーナリストのまるも亜希子さんが紹介します。
6代目は内外装のデザインに強いこだわり!
スバルは2025年4月17日、新型「フォレスター」(6代目)を発表しました。
ボディサイズは全長4655mm×全幅1830mm×全高1730mmで先代と大きく変わってはいませんが、実際の使い勝手などは進化しているといいます。
![新型「フォレスター」使い勝手の面ではどう進化した!?[写真はスバル新型「フォレスターPremium S:HEV EX」]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/06/e1cb26ac87a6d3f03c7a5b03703407ed.jpg?v=1751269905)
デザインから磨き上げ、待望のフルハイブリッドである「S:HEV」と1.8リッターターボで走りも進化し、好調な受注台数を記録している新型フォレスター。
試乗記ではオンロードはもちろん、オフロードでの頼もしい走りも披露されていますが、果たして室内の居住性や使い勝手はどうなのでしょうか。
これまでスバルでは、使い手のライフスタイルに寄り添うど真ん中の正統派SUVとして、技術的な目標となる要件をあらかじめ寸法に落とし込み、その制約ありきでデザインを創造する手法をとるのが開発のセオリーでした。
しかし6代目となる新型フォレスターで初めて、デザインから開発をはじめる手法をとるチャレンジを行ったといいます。
その甲斐あって、水平基調でどっしりとした重厚感のあるフロントマスクをはじめ、後方まで水平基調を保ちながら広くて居心地の良さそうな室内をイメージさせるデザインは好評で、インテリアにもその考え方が貫かれています。
インパネは立体構造で力強さと安心感を表現。つながりのあるドアトリムの造形は前席と後席でそれぞれに質感を快適性を向上させるよう、デザインを分けているのも特徴的です。
これによってとくに後席は、包まれるような「守られ感」が向上。またよく見ると、前席は左右のシートが非対称の形状となっていることに気づきます。
これは、運転席は左ショルダー、助手席は右ショルダーを1cmほど削っているから。
ファミリーで使うことが多いフォレスターは、前席から振り返って後席の子どもの様子を見たり、何かを手渡したりするシーンが多いことから、振り返った時に動きやすいような工夫を採用しているのです。
オフロードを走ることも想定し、しっかりとしたサポート形状となっている新型フォレスターのシートですが、日常での使いやすさにも手を抜いていないことが伝わってきます。
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