日産最新「“2列シート”ミニバン」がスゴい! 「巨大ベッド」搭載で車中泊できる! 高性能4WDも設定された斬新すぎる「4人乗りセレナ」とは!
日産「セレナ」の特装車として「マルチベッド」という車中泊仕様がラインナップされます。どのような特徴があるのでしょうか。
「巨大ベッド」搭載で車中泊できる!
日産の3列シートミニバン「セレナ」には、「マルチベッド」という車中泊仕様の特装車があります。
日産の関連会社である「日産モータースポーツ&カスタマイズ」による、特殊な内装を備えたモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。

現行セレナは、2022年にフルモデルチェンジした6代目。全長4690mm-4765mm×全幅1695mm-1715mm×全高1870mm-1885mmと、国産のミドルサイズミニバンでは唯一となる、全幅1700mm以下に設定した5ナンバーサイズのグレードも用意されています。
パワーユニットは、2リッターガソリンと1.4リッターe-POWER(ハイブリッド)を設定。エンジンを発電機として使うe-POWERは第2世代が搭載され、軽やかなレスポンスと滑らかで力強い加速を実現しつつ、低燃費性能も両立しました。
さらに2024年11月には、e-POWER車に電動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載した4WD車を追加。前後2つのモーターと4輪のブレーキを瞬間的に統合制御することにより、優れた四駆性能はもちろんのこと、キビキビとしたクルマの動きを楽しめて、滑らかな走りと快適な乗り心地を提供します。
そんなセレナには豊富なグレードがラインナップされます。基本グレードの「X」、程よい装備が揃った「XV」、存在感のあるデザインにこだわった「ハイウェイスターV」、最新の装備が整った最上級の「LUXION(ルキシオン)」のほか、特装車としてエクステリア・インテリア共に専用パーツを用いて高級感のあるデザインを実現した「AUTECH」があります。
そして、マルチベッドは、XV、ハイウェイスターV、AUTECHのガソリン車およびe-POWER車、2WDまたはe-4ORCE車それぞれで展開されています。
マルチベッドの一番の特徴は2列シート仕様となっている点で、本来あるはずの3列目シートは存在しない、斬新な仕様です。そのため、4人乗りまたは5人乗りとなっています。
そして、2列目シートをリクライニングし、1列目シートより後ろに専用のマットを広げることで、大人2人がゆったり横になれるフルフラットのベッドエリアが広がります。
厚みのある専用ベッドマットは、平らでクッション性も良く、エアマットなどがなくても十分快適に車中泊することが可能。
ベッドマットの表皮は防水仕様となっており、水や汚れが付いても簡単に拭きとれます。
ベッドマットのデザインはグレードによって異なり、XVとハイウェイスターVはベッドマットと同じ色のグレーのステッチ、AUTECHはブルーのステッチが施されており、高級感が感じられます。
また、ベッドマットを広げた状態で、マットの下の空間に荷物を積み込むことが可能。ベッドマット下のフロアは硬質塩ビマット張りで、こちらも水汚れや泥汚れを楽に落とせます。
一方で、ベッドマットを取り外すと、大きなラゲッジルームが出現。ベッドマットを収納する際は、セカンドシート後ろのベッドマットに前側の2枚を重ねてベルトで固定してコンパクトにまとめられます。
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セレナマルチベッドの価格(消費税込)は、355万9600円から503万5800円。
ベッドの出し入れも簡単で、すぐに横になれるスペースが作れるセレナマルチベッドは、車中泊をする人やアウトドアが好きで多く荷物を載せる人などにおすすめです。
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