トヨタの斬新「86“ステーションワゴン”」がスゴイ! 伝統の“2ドアクーペ”やめた「ロングボディ」採用! めちゃ使える“ひろびろ荷室”で実用性サイコーの「86シューティングブレーク」とは!
トヨタの人気スポーツカー「86」。実は過去には、ワゴン仕様のコンセプトカーが公開されたこともありました。
トヨタ斬新「86“ステーションワゴン”」がスゴイ!
トヨタの人気スポーツカー「86(ハチロク)」。
同車は「2ドアクーペ」のボディタイプのモデルですが、実は2024年に愛知県のトヨタ博物館で「ステーションワゴン」仕様が公開されていました。
一体どのようなモデルだったのでしょうか。

そのモデルとは、「86シューティングブレークコンセプト(以下、86シューティングブレーク)」。トヨタのオーストラリア法人が企画したプロトタイプモデルです。
“シューティングブレーク”という言葉は、もともとは上流階級が狩猟(Shooting)に使用するために、クーペの後部にワゴンボディを追加した車両を指すものでした。
現代では、この言葉の意味が少し変化し、クーペとステーションワゴンを融合したようなスマートな2ドア車、あるいはリアのオーバーハングを短縮した4ドアのステーションワゴンを指す言葉となっています。
そして86シューティングブレークもその名の通り、クーペである初代86をベース車としながらボディ形状を大きく変更し、ルーフが後方に向かって延長されていました。
これにより後部座席の居住スペースを拡大したほか、荷室の積載性能も向上しており、86の運転の楽しさと走行性能を維持したまま、日常での実用性能も高めたモデルとなっています。
この企画を担当したトヨタオーストラリアの担当者は、同車を世界初公開した2016年当時、以下のように述べています。
「シューティングブレークコンセプトは、アクティブなカップルや、人とは違うものを求めるファミリー向けのセカンドカーにふさわしい上品な選択肢です。
サーキットだけでなく週末の遠出にも共に適しており、感性と理性の両方で購入を決断できるクルマといえます」
なお、86シューティングブレークはデザインだけのモックアップではなく、実際に高い運動性能を有していました。
実際、同車には製作後に日本の開発チームによる走行テストが実施され、86のすぐれた操縦安定性を一切損なわない性能が確認されています。
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このように、ユニークでありながら実用に優れた86シューティングブレークは、2024年2月14日から5月6日までトヨタ博物館で開催された「エントランス特別展示」で日本初公開され、多くの注目を集めました。
先述のように、利便性を高めつつも走行性能にも低下が見られなかったとのことで、一定の需要はありそうにも見えますが、残念ながら市販化されることはなく現在に至っています。
ホンダプレリュードにエアロデッキってなかったでしたか?
これを見て、思い出しました。
アコードエアロデッキでしたね。良く走る楽しい車でした。
ホンダそっくり。み~んな言ってるんでしょ?