日産「新型スカイライン」登場に大反響! でも「欲しいのは4ドアセダンじゃない!」の声多数!? さらに「キューブ復活を」「シエンタみたいな小型ミニバン欲しい」とも! ユーザーが“本当に求めるクルマ”とは?
日産が発表した経営再建計画「Re:Nissan」では、新型「スカイライン」投入を予定していることが明らかになりました。これについて様々な反響が寄せられています。
新型「スカイライン」登場なるか!?
2025年5月13日、日産自動車は経営再建計画「Re:Nissan」を発表し、2026年度までに自動車事業の営業利益およびフリーキャッシュフローの黒字化を目指すことを明らかにしました。
経営再建では、固定費と変動費で計5000億円のコスト削減(2024年度実績比)を目指すほか、2万人の人員削減や、車両生産工場の削減、先行開発や2026年度以降の商品の開発を一時的に停止するなど、非常に厳しい取り組みを行うことが発表されています。

一方で、開発の刷新で開発期間の短縮することも発表。リードモデルの開発期間は37か月、後続モデルの開発期間は30か月へと短縮する取り組みを進めているといいます。
その取り組みで開発される車種として、新型「スカイライン」、新型「グローバルC SUV」、インフィニティ新型「コンパクトSUV」が含まれるとのこと。これにより、次期型スカイラインが開発されることが正式に発表されたといえるでしょう。
初代スカイラインは1957年に登場。現在モデルの13代目まで、70年近く継続販売されている日産を代表するブランドです。
一時はスカイラインが消滅するのではないかというウワサもありましたが、日産幹部が「スカイラインを諦めない」と異例の発言をするなど、日産にとって重要な車種であることがわかります。
今回は新たな取り組みで開発されるモデルのひとつとして名前が挙がっただけで、具体的にどのようなモデルになるのかは不明ですが、次期スカイラインは確実に注目を集めるモデルですので、続報の発表が期待されます。
現行スカイラインは4ドアセダンのみで、パワートレインは3リッターツインターボエンジンのみですが、ハイブリッドモデルや2リッターターボモデルもラインナップしていました。
歴代モデルでは4ドアセダンのほか、2ドアクーペや5ドアハッチバック、ステーションワゴン、クロスオーバーSUVといった多様なボディタイプが存在しており、なかでもクーペは今でも人気が高く、復活を期待するスカイラインファンも多いでしょう。
しかし、新型スカイラインが登場するには、日産の経営再建が実現することが条件となり、「Re:Nissan」の取り組みに期待がかかります。
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日産が新型スカイライン投入を明らかにしたことについて、ネット上ではさまざまな反響が寄せられました。
「スカイラインを諦めないのはいいが、会社が無くなったら意味がない」「スカイラインをモデルチェンジしても一部のカーマニアが喜ぶだけで、日産の再建に貢献できるとは思えません」など、厳しい意見が並びます。
また「昔の名車を復刻して売った方が良いのではないか?」「ある程度販売が見込めるクルマを大事するべき」など、“売れるクルマ”を投入することが求められているようです。
さらに、「キューブを復活したり、販売台数が稼げるノートに軸足を置くほうがいいと思う」「マーチやキューブクラスの充実を図るべきだと思うけどな」「シエンタ、フリードみたいなコンパクトミニバンを出して」と、具体的な車名やボディタイプを挙げる投稿もあるなど、新型スカイラインは時期尚早という見方をする人が多い印象でした。
日産は製造工場持ってませんよ。
ニッポンのための、クルマづくり
やってほしいです
世界は、二番でいいじゃないか
日本企業だもの