トヨタ新型「カローラクロス」発表! 2つの「異なるデザイン」採用&内装も“大幅刷新”! 鮮やかな新色や“利便性向上”も魅力の「コンパクトSUV」2025年後半に米国で発売へ!
トヨタの米国法人は「カローラクロス」の2026年モデルを発表しました。内外装が大幅刷新されたのですが、一体どのようなクルマに進化したのでしょうか。
内外装を大幅刷新! 2つの異なる「顔」を採用!
トヨタの米国法人は2025年5月8日、コンパクトSUV「カローラクロス」の2026年モデルを発表しました。

カローラシリーズ初のSUVとして2021年10月から米国市場に導入されたカローラクロスは、都市部やファミリー層を主なターゲットとし、取り回しのしやすいサイズ感が特徴です。
同日、欧州市場でもカローラクロスのマイナーチェンジモデルが発表され、新デザインのハニカムグリルやシャープなLEDヘッドライトを採用し、スポーティな印象を強調する「GR Sport」グレードが新たに設定されました。
一方、今回発表された米国市場の2026年モデルでは、欧州市場モデルとは異なる進化を遂げており、内外装が大幅に刷新され、利便性の向上も図られています。
外観ではフロントフェイスが一新され、ハイブリッドモデルには欧州市場で発表されたマイナーチェンジモデルと同様の、スタイリッシュなハニカムフロントグリルを、ガソリンモデルには幅広で力強い印象のフロントグリルを採用。
コンパクトながら存在感のあるスタイルを実現しています。
ボディカラーには新色「キャバルリーブルー」が追加され、ガソリンモデルの「LE」「XLE」、ハイブリッドモデルの「SE」「XSE」に用意されるほか、SEおよびXSEではジェットブラックルーフのツートンカラーも選択可能です。
さらに、足元にはXLEにダークグレー、XSEにグロスブラックの18インチアルミホイールが追加され、魅力が向上しました。
インテリアでは、10.5インチのトヨタオーディオマルチメディアタッチスクリーンと、7インチのマルチインフォメーションディスプレイ(MID)または12.3インチのデジタルメータークラスターを搭載。
刷新されたコンソールデザインにより、収納力と操作性が向上しています。
XLEには新色「ポートベロー」が追加され、上質感を演出。コールドウェザーパッケージ(ヒーター付きステアリング・シート)は、
XLE AWDとハイブリッドXSEに標準装備されます。
後部座席は6:4の分割可倒式で、広々としたラゲッジスペースを確保し、オプションでパワーリフトゲートやルーフラックも選択可能です。
パワートレインは、ハイブリッドモデル(S、SE、XSE)に2.0リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせた第5世代ハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力196馬力を発揮。
トランスミッションは電子制御無段変速機(ECVT)、駆動方式はAWDを採用しています。
一方、ガソリンモデル(L、LE、XLE)は最高出力169馬力の2.0リッター直列4気筒エンジンに無段変速トランスミッション(CVTi-S)を搭載し、FWDまたはAWDから選択可能です。
安全機能では、Toyota Safety Sense 3.0が全グレードに標準装備され、衝突回避支援やレーダークルーズコントロールを提供。
LE、XLE、SE、XSEにはブラインドスポットモニターも搭載されます。
そのほか、Apple CarPlayとAndroid Autoのワイヤレス接続、USB Type-Cポート、Qiワイヤレス充電が標準装備され、XLEおよびXSEにはJBLサウンドシステムもオプションで利用可能です。
カローラクロス2026年モデルは、米国アラバマ州ハンツビルで生産され、2025年後半から販売される予定です。
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