三菱「パジェロ」シリーズが国内復活!? 「ランクル」ライバルの“本格モデル”は全長4.8m級ボディで「7人乗り」も設定? 「パジェロスポーツ」全面刷新で国内投入にも期待
かつて三菱を代表するモデルだった「パジェロ」は、すでに日本から撤退していますが、海外には日本でも人気が出そうな派生モデル「パジェロスポーツ」が販売されています。果たして日本国内への投入はありえるのでしょうか。
2027年ごろの投入に期待
三菱を代表するSUVといえば、今でも「パジェロ」という人も多いのではないでしょうか。今はラインアップから姿を消していますが、実は海外市場には「パジェロスポーツ」として販売されているモデルがあります。
では、このモデルの日本導入はあるのでしょうか。その可能性を探ってみましょう。

パジェロスポーツはその昔、日本市場でも「チャレンジャー」の名前で販売されていたミドルサイズSUVです。
ASEAN市場を中心に販売されており、現行モデルは2015年に登場した3代目となっています。
日本でも販売されているピックアップトラック「トライトン」と共通のラダーフレームを採用し、80か国以上で販売されているグローバルモデルです。
2024年に登場した改良型では、2023年にフルモデルチェンジした最新のトライトンと同型の新開発2.4リッターディーゼルターボエンジンが新たに搭載されるなど、大雑把にいってしまえば“トライトンのSUV版”と表現できるでしょう。
ボディサイズは全長4840mm×全幅1815mm×全高1835mmとなっていて、最低地上高は219mmと高く取られています。
トライトンと基本的なメカニズムを共有しているということは、高い悪路走破性も有しています。
インテリアは3列シートの7人乗りで、もしも日本に導入されれば「7人乗りの本格オフローダーSUV」ということになり、トヨタ「ランドクルーザー」シリーズ以外では現在のところ類似モデルが見当たらない、希少なモデルとなります。
同じくASEAN市場を中心に販売されているトライトンが日本に導入されたことを考えると、パジェロスポーツも日本に導入されることを期待してしまいますが、実際のところは今年や来年といった近い未来での導入は、あまり考えられないでしょう。
それはトライトンが導入されたのは、フルモデルチェンジをしたタイミングであったからです。
2015年に登場した3代目パジェロスポーツはモデルライフこそ長いですが、エンジンを新世代のものに刷新するなどし、「まだまだ現行型で行くぞ!」という意気込みを感じます。
もちろん絶対とはいえないですが、トライトンの例を思い出すとパジェロスポーツが次の「4代目」になるタイミングであれば、日本市場への導入が決定される可能性は低くないでしょう。
近頃は、4代目となる次期型パジェロスポーツと思われるスパイショットも撮影され、2024年度の決算報告の場でも2025年以降の次期型投入を示唆していることから、そのような状況を考えるとパジェロスポーツのフルモデルチェンジが行われるのは、早くて2026年の後半あたりではないでしょうか。
もしトライトンと同じ流れになるのであれば、海外でフルモデルチェンジが発表され、その半年後に日本導入発表となるのが予想されます。そう考えると、もしパジェロスポーツの日本導入があるのであれば、2027年あたりと思われます。
また、名前も気になるところです。先に紹介したように、以前日本市場ではチャレンジャーの名前で販売されていました。
もし日本市場に導入されたらチャレンジャーではなく、そのまま「パジェロスポーツ」となるのでしょうか。
2019年に国内での販売が終了した今でも、モデル名にブランド力があるのは「パジェロ」であることは間違いありません。
少し前にも「パジェロ復活か?」と一部紙が取り上げたことがあったので、もし日本市場に導入されるのであれば「パジェロスポーツ」もしくは「パジェロ」の名前で販売されることを期待してしまいます。
パジェロスポーツの日本市場導入については、数年前まではあまり現実的とは思えませんでしたが、好調なトライトンの存在を思えばフルモデルチェンジのタイミングでの日本導入は「可能性アリ」といえます。続報に期待しましょう。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。